デッドエンドの思い出 (文春文庫)

デッドエンドの思い出 (文春文庫)

この世の中に、あの会いかたで出会ってしまったがゆえに、私とその人たちはどうやってもうまくいかなかった。でも、どこか遠くの、深い深い世界で、きっときれいな水辺のところで、私たちはほほえみあい、ただ優しくしあい、いい時間を過ごしているに違いない、そういうふうに思うのだ。


すごくすごく身に染みる…。
よしもとばななの書く文はさりげないのにズシンとくる。大好き。